私の思い出の一曲3

その曲は「エリーゼのために」である。たしか、小学5年生のピアノの発表会で弾いた記憶がある。譜読みで苦労した経験がある。そのときの経験がもとになってソルフェージュを中心にしたレッスンを展開しようと心に決めた経緯がある。子どものときの私は練習をさぼっていた。練習していれば今頃一流のとまではいかないにしろ、二流のピアニストくらいにはなれたかもしれない。子どものときコンクールを経験していたらなと思う。広い世界を見なければだめだと思った。私の子どものときの体験はレッスンに生かされている。