子供の頃の思い出。

子供の頃、毎年夏休みになると、決まって父が海へ連れてってくれた。そんな折、私は貝を拾って(もちろん生きている貝だ。)まだ子供の貝だったのを覚えている。しかも大量にほじくり、あげくのはてには、それを持って帰ってしまった。お風呂場にバケツに水を張り置いていた。しばらくすると悪臭が漂いはじめ、あきらかに腐っているのが子供にもわかるようになった。おそらく、母が処分したが、そのことで学んだことが一つある。責任を持てないのだったら、不必要な行動は慎むべきだろう。それから二度と貝を拾ってくることはしていない。